【世界ふしぎ発見!】が今年で放送33年目突入!その人気の秘訣とは

『日立 世界ふしぎ発見!』が
2018年4月に33周年を迎えました!
『世界ふしぎ発見!』といえばミステリーハンターが世界各国・各地に向かい、
そこでその国や地域の文化に根ざしたクイズを出題することで人気のクイズ番組です。
老若男女に愛されるクイズ番組『世界ふしぎ発見!』は今年33周年を迎えたことで
「土曜のプライムタイムでクイズ番組を製作し続けたことへの評価」として
第34回ATP賞特別賞を受賞しました。
そんな大人気クイズ番組『世界ふしぎ発見!』の面白いアイディアはいつ生まれるのでしょうか?そしてこの番組に終わりはあるのでしょうか?
番組の初回エピソードもご紹介しつつ、ご長寿番組の歴史を紐解いていきましょう!
【世界ふしぎ発見!】33年続くおもしろアイディアはいつ生まれるのか
出典:画像・写真 | 『世界ふしぎ発見!』放送25周年で20年ぶり海外ロケ 3枚目 …
『世界ふしぎ発見!』の番組開始以来、番組のプロデューサーを勤めている重延浩は、
ユニークな番組アイディアの生まれ方についてこう語りました。
1000年前の中国の言葉に「三上」という言葉があります。
これは馬上(馬に乗っている時)・枕上(寝る時)・厠上(トイレの時)を指し、
このような時に番組アイディアの発想が生まれます。
「古代エジプトの時(とき)を司る神は鴇(トキ)である」というギャグのような歴史的事実に笑ったと同時に、「これは歴史クイズ番組なる」とひらめきました。
当時はすでにクイズ番組が盛んで「なるほど!ザ・ワールド」や「世界まるごとHOWマッチ」などの海外取材クイズに参入することは憚られました。
しかし私は歴史とクイズを組み合わせる独創性を感じました。
そこから重延は企画書を会社に提出しました。
その時の番組名は「セブンミステリー」だったそうですが、
これは「七不思議」という言葉とかけているようですね!
こんなふうにふとした思いつきから人気番組である『世界ふしぎ発見!』は始まったそうです。
【世界ふしぎ発見!】33年続く番組はいつ終わるのか
出典:IBC岩手放送 | 世界ふしぎ発見!目指せ!世界チャンピオン インド ラクダ …
重延浩プロデューサーは番組をいつまで続けるのかについてこう語りました。
この番組(『世界ふしぎ発見!』)が始まった1896年にハレー彗星がやってきました。
次にハレー彗星がやってくるのが2061年です。
その年まで続けたいと思っています。
きっとその時に元気なのは黒柳徹子さんだけでしょう。
実は黒柳徹子は初回から第1500回目に近づく今日まで無遅刻・無欠席で番組に出演し続けています!
是非とも番組の最終回でも黒柳徹子の元気な姿が見たいものですね。
【世界ふしぎ発見!】33年目の原点 初回放送の秘話
出典:TV番組(平成9年)▷「日立世界ふしぎ発見!」(TBS) | ジャパン …
33年目を迎える『世界ふしぎ発見!』の第一回放送は「古代エジプト文明」がテーマでした。
しかしこの時、エジプトの首都カイロで暴動が勃発。
現地スタッフは活動を阻止されて、日本からの後続スタッフは他国の空港で待機をさせられたそうです。
固定電話しかない時代、それでもハードな取材を続けられたのは強靭なスタッフのおかげだとプロデューサーはインタビューで語りました。
まとめ
これからも長く続くであろう『世界ふしぎ発見!』。
どんどん番組が変わっていくテレビ界の中で、いつまでもあり続けて欲しいプログラムのうちの一つですね。
これからも面白く、世界の勉強になるようなクイズを楽しみにしていきましょう!