内田裕也から【樹木希林】に宛てた手紙に思わず涙…その内容とは

2018年9月15日に亡くなった樹木希林(本名=内田啓子=うちだ けいこ、享年75歳)の葬儀が
同年9月30日に行われましたが、葬儀の喪主の代理として挨拶をした長女・内田也哉子(42)が
内田裕也から樹木希林に宛てた手紙の内容について明かしました。
樹木希林と内田裕也の不思議な夫婦関係
引用元:内田裕也氏がジョン・レノンからもらったお宝を隠した樹木希林さんの気転 …
樹木希林と内田裕也と言えば夫婦関係を続けながら、同時に別40年以上も別居関係にあったということで有名でした。
別居関係となったのは内田裕也のDVが原因で、
1973年に結婚をした二人は2年後の1975年から別居を開始し、
それから43年もの間別居生活を送っていました。
DVを受けていた樹木希林でしたが内田裕也のことを深く愛しており、
「相手(内田裕也)のサインなんか関係なく、自分で書いて入籍届を出した」
「内田裕也が離婚届を出した際も離婚無効の訴訟を起こして勝訴した」
「『内田裕也の全てが好きです』といった発言」
などの有名なエピソードがあります。
一方、内田裕也も樹木希林に対して
「ロックンロールを貫けているのは彼女のお陰」
「20分間の樹木希林との面接日は嬉しくて眠れなかった」
「『樹木希林は素晴らしいセンスの女性だ』と語った」
などの思いが伝わってくる発言があります。
またDVで別居生活となったり、
別居生活中も酔っ払った内田裕也が樹木希林の元に包丁を持って襲撃をするなどの事件があったものの、
内田裕也自体は「最後はどうしても(樹木希林には)頭が上がらない」と意外な発言をしています。
長女・内田也哉子が語る内田裕也と樹木希林のミステリー
引用元:内田也哉子の経歴や本木雅弘(もっくん)との馴れ初めは?子供(息子・娘)の …
2018年9月15日に亡くなった樹木希林の葬儀の喪主は内田裕也でしたが、
その代表代理として内田也哉子はその親子関係などについて口を開きました。
「私にとって母を語るのに、父・内田裕也をなくしては語れません。」
「内田家は数少ない互いへのメッセージ発信を、いつも大勢の方々の承認のもとに行っていた奇妙な家族でした。」
などと自身の家族について前置きをして、「みなさまが困らない程度に少しお話させてください」と語り始めました。
そんな内田裕也・樹木希林の長女である内田也哉子は本木雅弘との結婚をするまでの生まれて19年間、
樹木希林との二人暮らしを続けていました。
だからこそ奇妙な夫婦関係を続ける樹木希林と内田裕也の夫婦関係に対して、母・樹木希林に
「いつまでこういう関係を続けるのか」
と尋ねることもあったのだとか。
それに対し樹木希林は「(内田裕也には)ひとかけらの純なものがあるから」と返したそうです。
そんな自身の両親について
「永遠に分かりようのないミステリー」
と葬儀の代表代理挨拶で語りました。
内田裕也から樹木希林に宛てた「泣ける」と話題の手紙の内容とは
内田也哉子は樹木希林の死後、書斎で内田裕也から樹木希林に宛てた手紙を見つけたそうです。
それは内田裕也と樹木希林が結婚して1年目の1974年10月19日、
イギリスのロンドンから内田裕也が送ったものでした。
その中にはこのようなメッセージが綴られていました。
「結婚一周年は帰ってから2人きりで。この1年、いろいろ迷惑をかけて反省しています。裕也に経済力があれば、もっとトラブルも少なくなるでしょう。俺の夢とギャンブルで高価な代償を払わせていることは、よく自覚しています。本当に心から愛しています」
引用元:内田也哉子、母・樹木希林さん偲び「奇妙な家族でした」 手紙で知った内田裕也の“愛情” | ORICON NEWS
涙ながらに手紙を読んだ内田也哉子。
想像を絶する内田裕也から樹木希林に対する気持ちが伝わってきたそうで、
その時に初めて二人の関係やわだかまりが溶けていったと言います。
まとめ
内田裕也と樹木希林の夫婦関係は第三者からはなかなか理解できないものでしたが、
今回長女・内田也哉子の明かした手紙から深い愛情があったことだけは理解することができました。
樹木希林の口癖は「おごらず、他人と比べず、面白がって平気に生きればいい」。
その言葉通り、他人とは違う自分たちだけの関係を生前、続けていたのでしょう。