タラちゃんに妹!【桜田ひより】ドラマ・サザエさんで幻のキャラに!

2019年11月24日放送のドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』。
サザエさんは天海祐希、カツオには濱田岳、ワカメが松岡茉優。
その他、フネ・市毛良枝、波平・伊武雅刀、マスオ・西島秀俊、タラちゃんは、成田凌。
超・豪華キャストです。
単なるアニメの実写版というだけではなさそうです。
目次
タラちゃんに妹がいた!

出典: 映画ナタリー
ところで、写真をご覧になってわかる通り、登場人物がひとり多いですよね。
この右端の女の子は誰なのでしょうか。
この娘、実はタラちゃんの妹・ヒトデちゃんなんです。
現在放送中のアニメの20年後ですから、妹が生まれていても不思議ではありません。
ドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』ストーリー

出典:excite ニュース
SPドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』のストーリーは次の通り。
20年後の磯野家の人々は…カツオ(31歳)は野球選手、漫画家など、夢見ては挫折するのを繰り返し、今は商店街の洋食店でシェフをしているが、経営がうまくいかず幾度目かの挫折の危機に直面している。
ワカメ(29歳)はアパレル関係のデザイナーをやっているが、なかなか自分のデザインが採用されず悩んでいる。
タラオ(23歳)は就職活動中だが、やりたいことが見つからず面接で玉砕の日々を送っている。
また、波平(74歳)は定年退職を迎えて時間的余裕ができ、カツオたちへの将来を今まで以上に案ずる一方、距離感の取り方がわからず歯がゆい思いを抱えている。そんな夫・波平と磯野家の人々の姿をあたたかな愛情で見守るフネ(70代)。
マスオ(48歳)は出世したものの、中間管理職として板挟みの会社員生活を過ごしている。
もやもやとした曇り空模様の磯野家に明るい太陽のような笑顔を取り戻そうとサザエ(44歳)は奮起する。盆踊り大会に家族みんなで集合!と呼びかけるが、天気予報によると急に発生した嵐が近づいてきており…。サザエは磯野家に明るい太陽を照らすことができるだろうかー。
20年後のサザエさん一家なんて、想像しただけでもワクワクします。
幻の公認キャラ!
とってつけたような感じのキャラクター・ヒトデちゃんですが、実は公認キャラ。
1954年発刊の雑誌「漫画読本」の創刊号に掲載された1コマ漫画「サザエさん一家の未来予想図」に一度だけ登場しています。

出典:シネマトゥデイ
でも、それ以外はどこにも登場していないので、一部のマニアックなファンにしか知られていなかったようです。
桜田ひよりってどんな人?

出典:excite ニュース
このヒトデちゃんを演じることになって、注目されることになった桜田ひより。
どんな女優さんなのでしょうか。
さくらだ ひより
桜田 ひより
生年月日:2002年12月19日(16歳)
出身地:千葉県の旗 千葉県
身長:159 cm
職業:女優(元・子役)、モデル
ジャンル:テレビドラマ・映画
活動期間:2009年 –
芸歴はベテラン!子役出身
年齢は16歳と若いのですが、芸歴はなんと10年。
そう、子役出身の女優さんなんです。
話題作やヒットドラマに数多く出演。
演技力には定評があります。
サザエさん一家の歴史

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サザエさん一家が漫画として発表されたのは、1946年(昭和21年)。
その後、1974年(昭和49年)まで続きました。
本作はいわゆるストーリー漫画ではなく、一貫した舞台、人物が登場する比較的独立したエピソードからなる。季節が移り変わっても登場人物達は年を取らない形式となっている。しかし、新聞連載の4コマ漫画らしく、時代背景を象徴する内容が多いのが一つの大きな特徴となっており、終戦直後から復興期の時代に描かれた初期から中期と高度経済成長の時代に描かれた後期とでは作風が大きく異なっている。特に、初期から中期にかけてはサザエとその家族および彼らの周辺の人物たちの日常生活が主な題材であったが、後期には主に社会風刺をネタにした作風が目立つようになっている。
その後、1969年(昭和44年)からは、アニメが放送。
以後50年もの間日本人に親しまれていました。
放送初期は『トムとジェリー』を参考にしたドタバタ調のギャグアニメであり、キャラクターデザインのタッチも原作にかなり近いものであった。その後、1970年2月頃には現行デザインに近いキャラクターデザインになり、ドタバタ調は影を潜めるものの、原作に忠実なギャグ路線は堅持していたが、1972年頃から現在の平穏なホームドラマ路線に転換したとされている。
内容は、季節に合ったものを原作(2013年時点で使用できた作品の数は約2500話)の中から抽出し組み合わせて構成している。同じ原作を繰り返し使用することも多いが、その際は間隔を2年以上空け、内容も若干変更し、1話につき必ず一本以上の原作作品が組み込まれるよう作られている。題材としているものはサザエさん本体だけでなく、児童向けで姉妹作品の『わかめちゃんとかつおくん』を原作とした回もある。年中行事を題材とした回は必ず組み込まれ、家族旅行やボーナスなどの話題は毎年繰り広げられている。カツオやワカメの学校における進級には触れられないが、過去の放送でカツオが修学旅行に参加したエピソードもある。年内最後の放送終了時は、一部の年を除いて磯野一家が翌年の挨拶を行なう。サザエなどほとんどのキャラクターの服装は毎回変更されており、同じ服装が再度使われることはない。
日本人に『サザエさん』を知らない人はいないのではないかと思えるほどの人気アニメです。
漫画とアニメの違いは?

出典:フジテレビ
漫画のサザエさんと、アニメのサザエさんにはどのような違いがあるのでしょう。
アニメのサザエさんに登場する人物は、全員がほのぼのとした性格。
一方で、漫画『サザエさん』では、何人かはアニメとは若干違うキャラ。
例えば、フネさんは毒舌キャラ。
アニメでは優等生で、出来の悪い兄・カツオに困っているワカメ。
ところが、漫画では「まるでカツオ!」と思ってしまうようないたずらをしたり、家族を困らせたり。
漫画の『サザエさん』は風刺が効いていたり、人間っぽさが見え隠れする内容です。
確かに、日曜日の夕方に家族そろって観るアニメにするには、設定変更が必要かもしれません。
漫画そのままの『サザエさん』だと、ここまで長く、愛されなかったかも。
まとめ

出典:フジテレビ
これまで、何度となく実写版が製作されていた『サザエさん』。
今度は、アニメの設定から20年後を描く『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』。
相変わらず平和に暮らすサザエさん一家ですが、ひとり見慣れない人物が。
タラちゃんの妹・ヒトデちゃん。
この妹は幻の公認キャラで、子役出身の新進女優・桜田ひよりが演じています。
他の家族も含め、昭和の日本の家庭の象徴だった『サザエさん一家』が、今どきのストーリーでどんなドラマを展開してくれるのでしょうか。