【せやろがいおじさん】動画で白血病患者を応援?実は芸人?

「せやろがいおじさん」というYoutuberをご存知でしょうか?
社会問題に対して、独特な語り口でズバズバと正論を言うスタイルのYotuberです。
社会問題に対して好き勝手なことを言うだけではなく、しっかりとその問題に対して下調べをし、動画を通して視聴者の議論を活発にしたいという目的を持っています。
そんな「せやろがいおじさん」の動画を宣伝するツイートに対し、ある大物スポーツ選手がいいね!をしたことが一部で話題になっています。
そこで今回は…
- 「せやろがいおじさん」って何者?
- 「せやろがいおじさん」の動画ってどんなもの?
- 「せやろがいおじさんの」ツイートにいいね!をしたスポーツ選手とは?
といったことについて、詳しく調べてみました。
プロフィール

出典:ニコニコニュース
芸名:せやろがいおじさん
本名:榎森 耕助(えもり こうすけ)
生年月日:1986年9月17日(32歳)
出身地:奈良県
職業:芸人・Yotuber
グループ名:リップサービス
チャンネル名:ワラしがみ
チャンネル登録者数:7万6000人
血液型:B型
所属事務所:オリジンコーポレーション
Youtube動画で話題になった「せやろがいおじさん」だが、元々はリップサービスというお笑いコンビのつっこみ担当。
「せやろがいおじさん」のチャンネル名「ワラしがみ」は、「せやろがいおじさん」個人のチャンネルではなく、所属する事務所の公式Youtubeチャンネルである。
自ら「おじさん」と名乗っているが、現在32歳。
「せやろがい」とは奈良県の方言で、「そうでしょうが?」という意味で、社会問題に対して正論を連発するスタイルに合った芸名となっている。
この人、一体、何者?
お笑い芸人である「せやろがいおじさん」は、どうして今の様な活動を始めたのでしょうか?
「せやろがいおじさん」が現在のスタイルで動画投稿を始めたのは2018年7月頃。
開始当初から社会問題に対して痛烈な批判をするスタイルでした。
あるインタビューで「せやろがいおじさん」はこう答えています。
漫才コントは笑いの力で、純粋に笑いだけを目的としてやっている。
でも難しい話題を取っつきやすくする手段として、笑いを使うのも、笑いの力です。
ただ、笑いを目的としたコント漫才も続けていく。
そこはみんなに見てほしい。
つまり、お笑い芸人が社会問題について語るからこそ、社会問題が様々な人にとって身近な問題としてとらえられるのでは?
と考えた様です。
そう考えるなら、ふんどしを着て社会問題について語る、独特のスタイルも納得がいきます。
しかし、動画で語る社会問題がデマにならない様、「せやろがいおじさん」はかなり緻密な下調べをして原稿に書き溜め、それを動画にしています。
原稿作成について、「せやろがいおじさん」は次のように語っています。
動画をアドリブで作っている、とよく勘違いされるそうなのですが、実は、1本の動画で話す内容を考えるのに数時間かけています。
僕の情報が間違っていて、その動画が拡散され、結局デマの発信源になるのは避けたいし、僕の考えが偏っていて、差別を助長するようなことになったらすごく嫌だなと思っています。
原稿を書いているときも、動画を撮影しているときも、自分の意見について自問自答します。
撮影後にやはりおかしいと思ってお蔵入りにしたものもあります。
最低限の下調べはします。
でも『こいつの言っていること、矛盾あるな』と指摘されるのはしかたがないし、僕の意見が全て正しいということではないので、僕も勉強しながらという気持ちでやっていますね。
ツイッターで動画の内容の間違いを指摘されることもありますが、誤りがある場合は素直に認め、「今後も勉強しながら発信する様努めますので、今後ともご指摘&お付き合い宜しくお願いします」などとツイートをしています。
言いたいことを言いっぱなしにするのではありません。
しっかりと下調べをして、原稿をかき上げます。
それでも誤りを指摘された場合は謙虚に謝罪する。
「せやろがいおじさん」はそうして、多くの人に信頼される動画を作って来たようです。
例えば東京オリンピックのボランティアがブラックなのではないか?という動画で、ボランティアの方を「奴隷」と表現した動画に批判が集まりました。
その後にアップした動画できちんと謝罪をしていました。
こうした謙虚な姿勢が、支持されているのかも知れません。
「せやろがいおじさん」がこれまで取り上げた社会問題は?
社会問題に対して、ズバズバ意見を言う「せやろがいおじさん」。
これまでどういったテーマの動画をアップしてきたのでしょう?
- 違法アップロードされたエロ動画を見るやつに一言
- ボクシング山根会長に一言
- 金足農業の侍ポーズ禁止した高野連に一言
- バスケ男子日本代表が起こした不祥事について海に向かって叫んだ
- りゅうちぇるのタトゥーについて沖縄の海に叫んだ
- 東京オリンピックのブラックすぎるボランティアについて
- 安室奈美恵さんの身内のとこ押しかけるマスコミに一言
- 新潮45の「そんなにおかしいか杉田水脈論文?」について
- 沖縄県知事選を終えて「沖縄終わった」と言っている人に一言
- お客様は神様と思っている人に一言
- 松本人志さんの「死んだら負け」発言に一言
- 渋谷のハロウィンで悪ふざけが過ぎる人に一言
- 水道事業民営化を進めるお偉いさんに一言
- 辺野古への基地移設に一言
- 同成婚を認めたら国が滅ぶといったお偉いさんに一言
- ブラックすぎる教員の労働環境について
- 震災があった北海道を全力支援!
- 白血病患者の力になりたい人に一言
- 依存症を誤解してませんか?
これだけの社会問題について「せやろがいおじさん」は正論を展開しています。
そして、これらの動画の中の「白血病患者の力になりたい人に一言」という動画が、あるスポーツ選手の心を打ったのです。
水泳・日本代表の池江璃花子が「せやろがいおじさん」に賛同?
先日、白血病の発症を発表した競泳日本代表の池江璃花子選手。
池江選手が白血病発症を発表してから、3度目のTwitter更新を2019年2月15日に行いました。
下記の「せやろがいおじさん」のツイートをリツイートしていました。
白血病と闘ってる方の力になりたいと思ってる方に一言。
某大臣のアレな発言への批判より
励ましの言葉や、骨髄バンクについて発信した方が意味あると思う派です。これまで以上に、応援させて下さい。#せやろがいおじさん
▼フルverはこちらhttps://t.co/BVsAo8Ybgb pic.twitter.com/4vwEJbk905
— せやろがいおじさんA.K.A えもやん (@emorikousuke) February 13, 2019
このツイートは現在(2019年2月24日)、池江選手の影響もあってか、1万回以上もリツイートされています。
動画の中で「せやろがいおじさん」は次のように池江選手にエールを送っています。
池江選手が病気に勝った暁には同じ病気の人に希望を与えることができ、それはオリンピックで金メダルを取ることと同じかそれ以上に価値がある戦いだ!
芸人でありながらスポーツ選手に勇気を与えることの出来るYotuberは「せやろがいおじさん」しかいないのではないでしょうか?
まとめ
Youtubeを通じて、多くの人に勇気を与え続ける「せやろがいおじさん」。
これからも面白く、かつズバズバと正論を言って欲しいものですね。