【山口紗弥加】主演ドラマ決定!名脇役から主演女優へシフト?

女優の山口紗弥加さんが、2019年2月2日スタートの大人の土ドラ「絶対正義」(毎週土曜 午後11:40~)に主演することが分かりました。
2018年10月期に放送された「ブラックスキャンダル」で初主演を飾ったばかりの山口さん。
今度はフジテレビで主演を務めるようです。
山口さんと言えば、長らく名わき役として活躍されていました。
芸歴25を迎えて、何故、突然、主演作が続くようになったのでしょうか?
そこで今回は…
- 山口さんの女優としてのキャリア
- ドラマ「絶対正義」はどの様なドラマか
- 事務所は山口さんをどの様に主演女優にしたか
について、調べてみました。
目次
山口紗弥加プロフィール

出典:dmenuニュース
氏名:山口紗弥加
生年月日:1980年2月14日(38歳)
出身地:福岡県
身長:158㎝
血液型:O型
所属事務所:FLaMme
山口紗弥加の女優としての経歴は?
山口さんが芸能活動を始めたのは1994年。
意外にも、「東京ラブストーリー」の鈴木保奈美さんに憧れて女優を目指したそう。
デビュー当時から、脇役の経験を積み重ねてきました。
それ以外にも、「笑っていいとも!」や「ココリコミラクルタイプ」などのバラエティー番組でも活躍しました。
しかし、バラエティーで頑張れば頑張る程、ドラマの現場スタッフからは「使いづらい」と言われたそう。
そうしたことが原因で、体調を崩したこともあるそうです。
そして、22歳ごろには山口さんは一度、芸能界を辞めようとも思ったそうです。
しかし、引退前にこれが最後と臨んだ、野田秀樹氏演出の舞台「オイル」で演じることの充実感を得てしまいます。
そして舞台「オイル」での演技を見た、蜷川幸雄氏から誘われた舞台「エレクトラ」での厳しい演技指導に、これまでの迷いが吹っ切れたそうです。
その後も脇役としてのキャリアを積み上げますが、2014年にはドラマのオファーが一気に増えました。
2014年以降のドラマ・映画出演歴
年度 | ドラマ |
2014年 | 4本 |
2015年 | 6本 |
2016年 | 7本 |
2017年 | 6本 |
2018年 | 4本 |
2018年は4本と減ったように見えますが、「ブラックスキャンダル」で主演したので、スケジュールに融通の利く脇役としての出演が減った為と考えられます。
2014年以降、順調にドラマや映画の出演本数が増えていることが分かります。
2019年には、既に「絶対正義」の主演も含めて、連ドラ3本が決定しています。
女優として様々な経験を経て、演技に深みを増した山口さんをテレビ局が放ってはおかないのでしょう。
しかし、これだけ美しく、魅力的な山口さんには、あまり男性の影を感じません。
仕事に集中しているのかも知れませんが、実際のところは山口さんの恋愛遍歴はどうなのでしょう?
そのあたりのことは、下記の記事に詳しく記載されていますので、是非、お読みください。

出典:GYAO!
大人の土ドラ「絶対正義」とは?
前回主演した「ブラックスキャンダル」とは全く反対のイメージが感じられる「絶対正義」。
どの様なドラマなのでしょうか?
原作は秋吉理香子の代表小説「絶対正義」。
秋吉氏は、”イヤミス”と俗に言われる、読んだ後に嫌な気分になる、という分野で注目される作家です。
山口が演じる主人公・高規範子は、ある過去の出来事から、間違ったこと、法を犯すものを絶対に許さない「絶対正義」の持ち主。
娘の妊娠を機に専業主婦となった彼女は、高校時代の4人の同級生と再会する。
夫がリストラされ、アルバイトと掛け持ちしながら子育てに追われる西山由美子。
外国人の夫とインターナショナルスクールを経営し、子宝を待ち望んでいる理穂・ウィリアムス。
子役タレントから女優に転身し、妻子ある男性と不倫関係にある石森麗華。
大手の出版社を退職し、ノンフィクション作家として焦りを感じている今村和樹。
それぞれがそれぞれの人生を生きていたが、範子と再会したことによって日常が綻び始め、徐々に絶望的な破綻へと突き進んでいくことに…
タイトルに”正義”と付いていた為、今回は山口さんは清らかな役を演じるのかと思いきや、その正義を盾に、絶望へと突き進んでいくという、前作の「ブラックスキャンダル」にも劣らぬ、ドロドロとしたものを感じます。
”イヤミス”が原作なだけに、演じる山口さんとしても、何ともやりきれない気持ちになるんだそうで…

出典:amazon
山口紗弥加「絶対正義」についてのコメント
法律だけを正義だと信じ、縦のものを横にもしない性格の主人公・範子。
範子を演じるにあたって、山口さんもこれまでに味わったことのない気持ちになったそうです。
その「正義」は正しいのか?
「正義」って、誰のため?
堂々巡りの自問自答にかなりの時間を使いました。
自分が演じる役に向かい「範子!お願いだから私の前からいなくなって!」と台本を読みながら思ったのは初めてかもしれません。
私が演じる高規範子は「正義」の権化であり、法律と規律に支配され取りつかれた“機械”のようにも映ります。
彼女にとって、法律は世界一安全で、唯一安心できる場所。
自分自身を守る鎧のようなものだと思います。
範子のように結果だけを見て「法的に正しいか、正しくないか」で判断することは、私にはできません。
しかし範子の、他人の不正をただすだけではなく、自らも潔白であろうとする姿は気高く、美しいとすら思えるのは不思議です。
山口さんも、この難役を何とか自らのものにしようと、必死な様です。
しかし、大人の土ドラとしては、これまでもこうしたショッキングなドラマを放送してきました。
「結婚相手は抽選で」や、「限界団地」など、ショッキングなだけでなく、その中から何かを見ている人に伝えようとする路線としては、今回のドラマ「絶対正義」は土ドラを代表するドラマになるのではないでしょうか?
ところで、山口さんの事務所は、どうしてこの役を山口さんに与えたのでしょうか?

出典:twitter
事務所は主演を諦めていなかった?!
山口さんの所属事務所FLaMmeは、数々の大物女優を有する大きな事務所です。
FLaMme所属女優
- 山口紗弥加
- 広末涼子
- 有村架純
- 松本穂香
- 戸田恵梨香
- 吉瀬美智子
これだけの大物女優が揃っている事務所で、山口さんはなかなか主演がつかめずにいました。
しかし、事務所は山口さんに主役を演じさせることを諦めていなかったのです。
「ブラックスキャンダル」に主演することが決まり、あるインタビューで山口さんはこう答えています。
事務所のマネージャーや社長に、”まだ主演諦めてないから”と言われた時に、私にまだ期待してくれている人がいるんだと思った。
山口さんの事務所は、山口さんがいつか主演できると信じていました。
芸歴20年以上が経っていても、諦めなかったのです。
「ブラックスキャンダル」に主演することが決まった際、SNSには「何故、今更、山口紗弥加?」という声があったことも事実です。
しかし、そうした声にも負けず、所属タレントの可能性を信じつづけた、良い事務所に山口さんは恵まれたのでしょう。
まとめ
山口さんは他の主演女優に比べれば、遅咲きなのかも知れません。
しかし、様々な人生経験をし、様々な演出家の元で経験を積み、確かな演技力を持った主演女優になりました。
これからも多くの作品で主演女優として活躍する山口さんに期待したいですね!