【おおたわ史絵】刑務所の診療理由は母の薬物依存?矯正治療とは?

医師でタレントのおおたわ史絵さんが、4月23日のフジテレビ「ノンストップ」の取材に、刑務所での診療を続ける理由を告白しました。
その理由は、おおたわさんのお母さんが薬物依存が原因で死亡したことでした。
今でも刑務所で”矯正医療”を行っているのは、お母さんへの贖罪だと言います。
そこで今回は…
- おおたわ先生の母の薬物依存とは?
- 矯正医療とは?
といったことについて、詳しく調べてみました。
おおたわ史絵プロフィール

出典:日刊ゲンダイ
芸名:おおたわ 史絵(おおたわ ふみえ)
本名:大多和 史絵(おおたわ ふみえ)
生年月日:1964年10月15日(54歳)
出身地:東京都葛飾区
身長:162㎝
血液型:B型
最終学歴:東京女子医科大学医学部卒。
所属事務所:オフィス・トゥー・ワン
27歳の時に現在の夫である、大多和昌彦氏と結婚。
大学病院での勤務医を経験したのち、父が開業した病院で内科医として勤務。
自ら出版社に原稿を持ち込んで、作家として活動を始めたことが芸能界デビューのきっかけだった。
2018年6月からは、刑務所での矯正治療を始め、矯正医官となった。
因みに下記添付の写真が、おおたわ先生の旦那さんで、大多和昌彦さん。
イケメンだが、かなりの浮気性で、過去には入院していた病院の看護師全員の連絡先を聞いたこともあったそう。

出典:NEWS!エンタメライン
おおたわ先生の母は薬物依存だった?!
おおたわ先生が”依存症”について知識が深いのは、お母さんが薬物依存だったからだそうです。
おおたわ先生は2018年6月から刑務所で診療を行っていますが、それはお母さんに対する贖罪だ、と答えています。
おおたわ先生のお母さんは、腹膜炎の後遺症で痛みを和らげるために、医師であるおおたわ先生のお父さんから鎮痛剤の注射を受けていいました。
しかし、使っているうちに逆転して、どんどん薬物の依存にはまっていったそうです。
お母さんは看護師でしたので、自分で注射も打ててしまいます。
家族が気が付いた時には腕、足、打つ場所がないぐらい注射の跡だらけだったそうです。
おおたわ氏が中学生の頃には母は精神科への入退院を繰り返してました。
お母さんは退院すると必ず「今度こそママは薬をやめるからね」と宣言していたのだそう。
でも翌日には使用済みの注射器が出て来るという状態でした。
その後も依存は続き、お父さんが薬物を渡さないと、お父さんを突き飛ばしたり殴ったり、暴力をふるうようになったそう。
おおたわ先生のお父さんは2004年に亡くなりました。
するとお母さんは、今度はおおたわ先生へ一日中電話をかけるようになりました。
おおたわ先生が取り合わない様にしていると、今度は一日中救急車を呼んでしまったのだそう。
おおたわ先生が「お金を盗んだ」など、嘘をついて親戚に触れ回っていたんだそうです。
そんな状態が続き、おおたわ先生も精神的に追い込まれていきました。
その時の心境をおおたわ先生は次の様に語っていまっす。
我慢しきれなくなって。
これ以上彼女に関わってしまうと私も手を上げてしまうと思った。
殴ってしまったら歯止めがきかなくなる。
私は母親を殺してしまうかもしれないという怖さが自分の中にあった。
とまで述べています。
それから数年、勇気を持っておおたわ先生はお母さんからの連絡を絶ちました。
しかし、2013年の秋ごろ、お母さんは実家の部屋で亡くなっていたそうです。
今でこそ、テレビに出演しているおおたわ先生は、とても明るく元気な印象がありますが、過去には辛い体験をしていたのですね。

出典:日本総合経営協会HP
矯正治療とは何か?
矯正医療とは、刑務所内で行われる医療行為の総称です。
何も依存症に対する治療に限ったものではありません。
では何故、おおたわ先生はあえて刑務所での矯正医療を始めたのでしょうか?
おおたわ先生はその理由を2018年11月の日刊ゲンダイで話しています。
みなさんは日本の罪状で一番多いのが窃盗と覚醒剤だということを知っていますか?
どちらも再犯率の大変高い犯罪です。
それはこれらが依存症と関わりのある罪だからです。
実は覚醒剤や盗み、暴力やギャンブルなどの多くには、脳の依存が関連しているのです。
だめだとわかっていてもやめられない、それが依存です。
つまり、刑務所の受刑者には何かの依存に苦しんでいる人が多いと考えたおおたわ先生。
お母さんのことを助けられなかったことを今でも悔いているおおたわ先生は、刑務所での矯正医療を「亡き母への贖罪行為」と表現しています。
間接的ではありますが、依存症患者を助けることで、依存症に苦しんだまま死んでいったお母さんの供養をしているのでしょう。

出典:Twitter
芸能人の相次ぐ不祥事も、依存症が原因?
ここ最近、芸能人の間でも重大な犯罪に巻き込まれることが多くなってきました。
2018年にはTOKIOの山口達也さんがアルコール依存症によって、未成年の女性に強制わいせつの罪を犯しました。
その時、おおたわ先生は「ミヤネ屋」のコメンテーターをしており、この様に言っていました。
憎むべきは彼本人では無くて、彼の病気。
そして、2019年には俳優で歌手のピエール瀧さんが覚せい剤取締法違反で逮捕されました。
あの件も立派な依存症です。
そして、2019年4月19日に起こった、AAAの浦田直也さんの女性に対する暴行事件も、背景にはアルコール依存が隠れていました。
浦田直也さんが起こした事件に関して、詳しい内容は下記の記事に載っていますので、是非読んで下さい。
様々な犯罪に、依存症という病が関わってくる以上、おおたわ先生はこれからも矯正医療に力を尽くし続けることでしょう。

出典:従者ヨシヒコ芸能ブログ
まとめ
ここ最近の芸能ニュースの中でも、大きな事件には必ずと言って良いほど”依存症”が関わっていることが分かりました。
そして、おおたわ先生もまた、自身のお母さんとの体験から、依存症を他人事とは捉えられないようです。
日本には依存症に対する医療機関が欧米ほど多くありません。
おおたわ先生の様に、積極的に”依存症”と戦おうとする医師が、これからも増えるといいですね。