【近藤サト】”生理バッジ”に苦言?SNSでは賛否両論?

元フジテレビアナウンサーの近藤サトさんが、2019年11月25日のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。
大丸梅田店で取り入れられた「生理バッジ」について苦言を呈しました。
近藤サトさんは今ではナレーションの実力もさることながら、コメンテーターとしても深い意見を言われる方です。
しかし、若い方は近藤さんの経歴をご存じないのではないでしょうか?
ということで今回は…
- 近藤サトの経歴
- SNSでの生理バッジへの賛否
- 近藤サトが発した苦言とは?
といったことについて、詳しく調べてみました。
近藤サト プロフィール

出典:Pinterest
氏名:近藤 サト(こんどう さと)
本名:今岡 サト(いまおか さと)
生年月日:1968年7月11日(51歳)
出身地:岐阜県土岐市
血液型:B型
所属事務所:ベルベットオフィス
最終学歴:日本大学芸術学部放送学科
現配偶者:今岡寛和(イベント会社社長)
元配偶者:坂東三津五郎(歌舞伎役者)
子供:一男(14歳)
※元夫の坂東三津五郎とは2000年に離婚。
現在の夫とは2003年に再婚。
近藤サトの華麗なる経歴
1991年にフジテレビに入社。
同期のアナウンサーには中村江里子さんがいる。
1998年には退職しますが、近藤さんのナレーションは低音で落ち着いていると評判でした。
現在でもバラエティー番組のナレーションを複数務めています。
下記が、現在近藤さんがナレーションを担当中の番組です。
- 有吉反省会
- 梅沢富男のズバッと聞きます!
- バイキング
それ程、多く出演している訳ではありませんが、情報番組のコメンテーターとしても出演しています。
そして、2018年末頃から、「グレイヘア」が注目されたことをきっかけに、美しいグレイヘアの持ち主である近藤さんへの取材が増えました。
アンチエイジングよりも、ありのままのグレイヘアを楽しむことで、女性が生活するのにストレスを感じづらい世の中になることを望んでいる様です。
そんな女性目線に立つことの出来る近藤さんだからこそ、今回の「生理バッジ」問題には言いたいことがあったのかも知れません。

出典:amazon
生理バッジにSNSは賛否両論?!
「生理バッジ」は大阪の大丸梅田店の「michi kake(みちかけ)」という新しく出来たエリアの店舗で導入されています。
2019年11月22にオープンしたばかりですので、「生理バッジ」は試験的な導入です。
生理中の女性に、下記画像の様なバッジを付けてもらい、生理中かどうかを従業員が示せるという目的で導入されました。

出典:Forbes
「michi kake」が女性の性、生理、体のリズムなどに寄り添うことを目的とした売り場であることの影響もある様です。
目新しい試みに、日テレ「スッキリ」も取材に入りました。
そして、「スッキリ」の放送上でも既に、賛否両論あると伝えられていました。
これまで女性の生理が、人に伝わってしまうことをある種の禁忌と思われていた側面が強いためでしょう。
しかし、生理痛やPMSなどに苦しんでいる女性からすれば、自分の体調を周囲に理解し、配慮してもらえることで楽になるという考え方もあるのです。
上記添付のバッジのキャラクターは「生理ちゃん」と言います。
こちらのキャラクターが不評だということも含めて、賛否両論ある様です。
https://twitter.com/puunyan51/status/1198790673995988992
男性に賛成意見が多い?!
今回の試みに対し、Twitterでも賛否がはっきりと別れました。
「スッキリ」が独自に女性80人に聞いたところ、4:6で反対派が多かった様です。
#スッキリ #生理バッチ
賛成が4割に驚いた‼️ pic.twitter.com/DhcA1nbA3T— カトウ (@mml7BiNOwTnz0rk) November 25, 2019
<賛成意見>
- 体調を周りに理解してもらえた方が良い。
- 生理が周りに言いにくいもの、という概念が変わるきっかけになる。
といった意見が多かった様に思います。
<反対意見>
- 生理中かどうかは、従業員同士で理解すればよく、客は関係ない。
- やはり生理を周囲に言う文化が無いので、気持ち悪く感じる。
- 「生理ちゃん」というキャラクターが気持ち悪い。
といった意見が多かったです。
そして、かなり特徴的な意見だと感じたのが、男性の賛成派の意見です。
男性としても、生理中で辛いかどうかを言ってもらった方が対処しやすい、という意見です。
大丸梅田店の「生理バッジ」が話題になっているけれど、個人的には賛成かな。もちろん任意で。
体調不良を他者に訴える手段を提供することはとても重要で、これは精神疾患や内科疾患なども同様に言えると思う。
このような手段が浸透すると、世間の偏見の目を減らす効果も期待できる。
— 志藤サトキ (@shidousatoki) November 26, 2019
そして、反対派の意見の中にも特徴的なものがありました。
なんと40代と思われる女性が発信したものでした。
若い年代は生理について口にできるかも知れないけれど、上の年代の人たちは言わずに我慢してきた、甘い。
という趣旨の意見でした。
この見解が同じ女性から発せられたものであったことがとても特徴的だったと思います。
そして、近藤サトさんも反対派なのですが、その反対理由が他とは違うものでした。

出典:ついっぷるトレンド
若い社員じゃない女性社員は?!
近藤さんが「生理バッジ」について意見したのは2019年11月25日のTOKYO MX「ばらいろダンディ」でした。
話題が「生理バッジ」になると、近藤さんは50代女性ならではの独特の発想で苦言を呈しました。
近藤:若い社員を中心に(企画)でしょ?若い社員じゃない女性社員っていうのは…どうなのかなって思う。ものすごくモヤモヤしたものを感じる。
倉田:ああ、あの人は…という推論ももたれちゃう。
近藤:生理があるってことは、閉経があるって事だからね。
若手女性社員が中心となって企画された「生理バッジ」。
しかし、年齢が上になってくれば当然、生理がもう来ない女性も増えます。
そのことが生理バッジを付けるか付けないかで分かってしまいます。
職場には当然、50代・60代の女性も働いており、その方々のプライバシーに配慮しなくても良いのか?
という疑問です。
SNSは比較的若い人の意見が多いので、近藤さんの意見はとても貴重な意見となりました。
さすが…といった感じでしょうか。

出典:msn
まとめ
今回の「生理バッジ」問題は、単に生理に対する意識ではなく、性別や年齢によって大きく意見が異なることを現した例となりました。
Twitterではなかなか聞くことの出来なかった、閉経期を迎えた女性の意見を近藤さんが代弁したことは価値があったと思います。
これから、この問題はどの様になっていくのでしょうか?