【ヒロミ】加圧シャツで炎上!効果がなかった?消費者庁指摘の真相!

タレント兼実業家として、再ブレイクしているヒロミさん。
2005年~2012年までの休止期間を経て、今ではテレビで見ない日も少ないですよね。
現在、10本近くのレギュラー番組を持つヒロミさんがプロデュースした『加圧シャツ』について、
消費者庁から指導が入り、話題となっております。
今回は、この『加圧シャツ』問題についてまとめました。
ヒロミプロデュース『加圧シャツ』

出典: 楽天市場
ヒロミさんは『パンプマッスルビルダーTシャツ』をプロデュースし、発売しておりました。
ドン・キホーテなどの小売店でも取り扱っていましたので、目にした方も多いのではないでしょうか。
2019年3月30日時点、公式HPからは削除されていますが、
画像のように『着るだけで劇的変化!』というような売り文句でヒットした商品です。
『“トレーニングジムオーナー”のヒロミが開発!』と書かれると信ぴょう性はあがりますよね。
“体を鍛えたいが忙しい”現代のサラリーマンを中心に大人気となりました。
消費者庁から指摘

出典:トレンドニュース
そんな加圧シャツですが、この商品以外にも類似商品が多々あり、
3月22日にヒロミさんプロデュース加圧シャツの販売元を含む、
9社に対して消費者庁から景品表示法に違反しているとして再発防止などを求める措置命令を下されました。
まるで着用するだけで、痩身効果があると広告していたことが、誇大広告にあたるということですね。
WEBサイトを見ても『着るだけ』と明記しているので、言い逃れ出来ないと思います。
発売元からのコメント

出典:ザテレビジョン
発売元は、ヒロミさんと共同で商品開発をしたが、
広告表現に関してはすべて同社で行ったこととコメントしています。
(前略)平成30年5月16日から同年8月6日までの間における弊社ウェブサイト上の表示は、あたかも、当該商品を着用するだけで、容易に著しい痩身効果及び著しい筋肉の増強効果が得られるかのように誤認を与えてしまうものでした。
広告表現に関しては全て弊社(発売元)の責任で行ったものであり、ヒロミさんは広告表示において無関係になります。(後略)
ヒロミさんは広告表現において無関係とされていますが、イメージ商売でもある芸能界。
今回におけるダメージは、ヒロミさんにとっても大きなものになるでしょう。
効果がなかった?

出典:DIAMONDオンライン
今回誇大広告にて指導されましたが、実際に効果はないのでしょうか。
今回販売元は、
“あくまで弊社商品ウェブページ上の表示の問題であり、該当商品自体には何ら問題はない”
としています。
商品に問題ないとは言えども、元は『着るだけで!』と主張していたわけなので、無理がありますよね。
広告に記載されていた、着るだけでの効果は得られません。
誇大広告が問題!

出典:女性自身
改めて誇大広告の定義ですが、
“実際のものより優良または有利であると消費者に誤認させるように表示した広告”を指します。
今回の例でいくと、『着るだけで!』と表記していますが、実際は着るだけでは効果はありません。
特に、トレーニングジム経営の実績と知名度のあるタレント ヒロミさんを用いて信用を得たうえで、
誇大広告で消費者に誤認を与える手法は悪質ですね。
正しい使い方なら効果はある?

出典:ぱくたそ
実際に『加圧トレーニング』というトレーニング手法があり、
腕や脚の付け根を締め、血流を制限しながらトレーニングをすると効果が上がります。
その観点からみると、トレーニング中の着用であれば効果があるのかも知れませんね。
理論的にはからだに負荷をかけることになるので、ランニングなどに用いても代謝が上がります。
代謝が上がればダイエット効果が期待できますね。
やはり『着るだけで!』の効果は期待できないでしょう。
ちなみに加圧トレーニングは、適切な圧力管理が重要なので、自己流では行わないでください。
まとめ
今回はヒロミさんの加圧シャツ騒動についてまとめました。
タレントの信用度を悪用して消費者に誤認を与え、購入に誘導する手法は悪質ですよね。
今回、故意か過失かは別にしても指導された手前そのようになっていたのは事実です。
広告表現に関わっていなくとも、
『ヒロミさんがオススメしてたから』
『ヒロミさんのプロデュースだから』
と購入した方も多くいると思いますので、無関係では通らないのではと思います。
今後、テレビ局側でも対応されると思いますが、
“歯に衣着せぬ物言い”が持ち味のヒロミさんだからこそ、早いタイミングで説明してほしいですね。