【西島秀俊】がゲイ役でドラマ出演?!他にもゲイを演じた俳優は?

俳優の西島秀俊さんが、2019年4月スタートのテレビ東京系ドラマ「きのう何食べた?」で内野聖陽さんと共にゲイカップルを演じることが決定し、話題になっています。
同ドラマは、よしながふみ作の漫画「きのう何食べた?」が原作になっています。
人気俳優の西島さんがゲイの役を演じる、という意外性にファンも驚いています。
この流れは、2018年に流行した「おっさんずラブ」の流れを汲んだものと考えられます。
そこで今回は…
- 西島さんと内野さんのプロフィール
- 「きのう何食べた?」あらすじ
- 西島さんと内野さんのコメント
- これまでゲイを演じてきたイケメン俳優
について、詳しく調べてみました。
目次
プロフィール
氏名:西島 秀俊(にしじま ひでとし)
生年月日:1971年3月29日(47歳)
出身地:東京都
身長:178㎝
血液型:A型
所属事務所:クォータートーン
ゲイを演じるのはドラマ「あすなろ白書」以来、2度目。

出典:ザテレビジョン
氏名:内野 聖陽(うちの せいよう)
生年月日:1968年9月16日(50歳)
出身地:神奈川県横浜市
身長:177㎝
血液型:AB型
所属事務所:スターダスト
「きのう何食べた?」はどんな話?
よしながふみ氏作の漫画が原作です。
2007年からモーニング(講談社)で連載中。
ゲイカップルの食生活をメインに、ゲイが抱える悩みや現状を描いた作品です。
2009年には、宝島社発表の「このマンガがすごい!」オトコ編6位を獲得し、男性誌での連載ながら女性にも人気の作品。
電子書籍も含めて、累計発行部数は500万部を突破するほど、人気のある作品だそうです。
シロさんとケンジが主人公のドラマです。
弁護士のシロさんを西島さんが演じ、美容師のケンジを内野さんが演じます。
「きのう何食べた?」あらすじ
2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微。
シロさんとケンジが暮らすゆっくりとした日常を軸に描く本作。
家族や友人、仕事、世間との関わりなど、たまには悩むこともあるけれど、穏やかに流れていく二人の日々。
そんな彼らの日常をみているとくすっと笑ってしまったり、ほんのりあたたかい気持ちになったり、ちょっとしんみりしたり…。
そしてもう一つの主役ともいえるのが、二人の食卓を飾る「美味しく安上がりな手料理」。
ストーリーと同時に毎回披露される料理は、味はもちろんのこと、実用的なレシピばかりです。
食を通じてシロさんとケンジのふたりの世界に多くの女性たちがほっこりすること間違いなし!
どうやら、「おっさんずラブ」の様な、直球のラブストーリーというよりは、既にカップルとなっている2人の穏やかな生活を描く作品になりそうですね。
そしてゲイカップルの日常と共に、料理も楽しめる、というドラマになっています。
斬新な切り口を得意とする、テレビ東京らしいドラマになることでしょう。

出典:テレビ東京HP
ゲイを演じるのはどんな気持ち?!
イケメン俳優の西島さんと内野さん。
これまで女性を相手にする役は数えきれない程、演じてきていますが、ゲイカップルを演じると決まった時にはどの様な心境だったのでしょう?
西島:元々、原作の大ファンだったのでお話しをいただいた時は非常に嬉しかったです。たくさんのファンをもつ作品なので、とにかく丁寧に真摯に作品に向き合いたいと思います。
内野:こういう役はほとんど経験がないので、新鮮に感じました。原作もすごく楽しくてどんどん読み進めちゃうほど面白くて。話をいただいた時、既に西島さんとの共演になることが決まっていたので、西島さんはピッタリだし、自分はどうかと思ったけど(笑)、面白いドラマになりそうだなっていう予感をすごく感じて、二つ返事で受けました。今回、写真撮影をしてみて、みんなに大丈夫大丈夫、イケてるって言われて、やっとホッとしているような段階です(笑)。
原作に対してお2人ともとても良い印象を持っている様です。
西島さんは元々、原作のファンだったようです。
内野さんはどうやらまだ、ゲイを演じることに不安感はある様ですね。
そして、自分が演じる役に付いて、お2人はどう感じているのでしょうか?
西島:シャープでちょっと近寄りがたく、ツンツンした態度もとるし、クールを装っているんですが、 本当はとても周りの人を大切にする人物です。そして色々なことをキチっと割り切って決めて生きているように見えて、実は内面が繊細に揺れ動いている。そこを大切に演じていきたいなと思います。
内野:大人ですねこの人は。外への出方は子供っぽい感じがするんだけど、とても繊細で人の気持ちを汲み取れるキャラだなと思って。美容師さんで、実はすごく寛容で優しい部分をもっているけど、時にサディスティックな感覚も併せ持ってる感じかな。そういうものがさらりと自然に出せればいいなと思っています。
どうやらお2人とも、既に自分が演じる役に対する思い入れがある様です。
このイケメン俳優2人が、どの様なドラマをつくっていくか、目が離せませんね。
他にもこんなにゲイを演じていた?!
2018年に「おっさんずラブ」が話題になったことで、急に浸透したイメージのあるゲイ作品ですが、実はゲイを演じたことのある俳優さんは多いのです。
今回は、LGBTの中でも、G(ゲイ)を演じたことのある俳優について書こうと思います。
西島秀俊(あすなろ白書)
実は西島さんがゲイを演じるのは「きのう何食べた?」が初めてではありません。
「あすなろ白書」というドラマで筒井道隆さん演じる掛井を好きになってしまう役を演じています。
ゲイでありながら、劇中では友人役である鈴木杏樹さんと性的関係を持ってしまい、鈴木さんが身ごもってしまいます。
更に、最後には交通事故で無くなってしまうという難しい役を演じていました。

出典:Amazon
堂本光一(人間・失格 たとえば僕が死んだら)
Kinki Kidsの堂本光一さんも、若かりし頃にゲイを演じていました。
堂本剛さん演じる誠を好きになってしまうのですが、それと同時に、誠をイジメによって死に追いやってしまいます。
堂本光一さんは、そのイジメの主犯格という複雑な役でした。
このドラマで堂本光一さんは、人生で初めてのキスを堂本剛さんとした、というエピソードは有名です。

出典:NAVERまとめ
妻夫木聡・綾野剛(映画「怒り」)
映画「悪人」のチームが描いた硬派な作品。
ラブストーリーではなく、ある殺人事件をきっかけに出会った人間模様を描いた作品。
妻夫木さんと綾野さんはカップルとして出演しています。
殺人事件にゲイが出てくる珍しい作品です。
役作りのために、妻夫木さんと綾野さんは2人でゲイバーに行った、というエピソードも有名です。
成田凌(逃げるは恥だが役に立つ)
「逃げるは恥だが役に立つ」で最終話だけですが、成田凌さんが演じる梅原がゲイだと判明しました。
今では主役級の俳優に成長した成田さんですが、数年前はこの様な役もやっていたんですね。

出典:モデルプレス
北村匠海・眞島秀和(隣の家族は青く見える)
こちらも主役ではありませんが、メインキャストとして2人が出演しています。
深田恭子さんと松山ケンイチさんが演じる夫婦のご近所のゲイカップル役です。
眞島さんは、「おっさんずラブ」でもゲイ役を演じていますので、あまりゲイを演じることに抵抗は無いようですね。

出典:モデルプレス
斎藤工(映画「BOYS LOVE」「スキトモ」「いつかの君へ」)
斉藤さんは20代の頃に、何と3作品もゲイとして映画に出演しています。
しかし、これらの作品はファンとしては黒歴史と捉えている人も多い様です。
「BOYS LOVE」は斎藤さんを男性2人が奪い合うという、三角関係を描いています。
「スキトモ」でも斎藤さんは三角関係に巻き込まれますが、男性1人と女性1人が斎藤さんを巡って争う、といったエピソードでした。
「いつかの君へ」は男友達にひょんなことから恋心を抱いてしまう、という設定の様です。
どの映画も主役として出演していますが、斎藤さんの代表作とは到底、言えません。
2014年12月12日号の「女性自身」の取材では、斎藤さんは次のように答えています。
それこそ、テニミュやBLがなかったら、今に至るピースが足りないんですよ。なので、隠す必要もないんです。
つまり、特に隠し立てはしない、ということらしいです。

出典:VIVA!
まとめ
実は色々な俳優さんたちがゲイを演じてきたようです。
しかし、中には黒歴史と捉えられる様な作品もありました。
最近では、ゲイであっても恥ずかしいとは描かれないことの方が多い様です。
今後もこうした作品は増えることでしょう。