【星野源】うつ寸前!?星野を救った親友の熱い友情とは

TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に出演し、シングル「恋」が大ヒットし、大ブレークを果たした星野源さん。
しかし、ブレーク以降、あまりにも急激に世間に認知されたことで、星野さんは自分自身と、世間が抱く”星野源”に対するイメージとのギャップに苦しんでいました。
「苦しい、辛い」といった感情が、頭の中で駆け巡るような毎日だったそうです。
そんな中、ある食事会に行き、「つらい」と嘆く星野さんを救った親友の存在がありました。その親友とは一体?!
そしてその親友は、どの様にして星野さんを救ったのでしょうか?
「逃げ恥」「恋」ブレーク後の星野さん
「逃げ恥」ブーム以降もシングル「family song」が大ヒットし、ドラマ「コウノドリ」シリーズも大成功させた星野さん。
2018年12月19日には、3年ぶりとなるアルバム「POP VIRUS」も発売となり、更に、2019年2月からは5大ドームツアーも決定しています。
まさに順調な芸能生活を送っている様に見えた星野さんでしたが、
実はそのころ、星野さん自身の知名度があまりに高くなり、自分自身がイメージする自分というものとは合致しないイメージが世間に広まっていることに、大きなストレスを感じていたようです。
そんな心情が、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主題歌「アイデア」の歌詞にも反映されている、と星野さんは言います。
おはよう 真夜中/虚しさとのダンスフロアだ/笑顔の裏側の景色/独りで泣く声も/喉の下の叫び声も/すべては笑われる景色/生きてただ生きて/踏まれ潰れた花のように/にこやかに 中指を
明らかに何か精神的な不調を訴える様な歌詞です。
そして2018年9月号の雑誌「MUSICA」でのインタビューでは、このように話しています。
自分の周りは台風なんだけど、一応小屋の中にいるっていうような感じ。で、そこでじっとしているっていう感覚だったんですよね。で、いま改めて考えてみると…自分自身が、確かに自分なんだけど、ふと、それが分かれてそれぞれ独り歩きしていく感じっていうか…自分っていうものが分離していくような感覚っていうんですかね。
やはり、星野さんは「逃げ恥」ブーム以降、自分が自分でなくなってしまったような、そんな不安定さと戦っていたようです。

出典:星野源オフィシャルサイト
救いの手を差し伸べたのは、親友・生田斗真?!
星野さんは生田斗真さんと10年来の親友で、2006年に放送されたTBS系ドラマ「アキハバラ@DEEP」で共演してからの仲だそうです。
そんな2人が、2017年末に食事をした際、生田さんは星野さんが明らかに様子がおかしいと感じたそうで、星野さんが、この世の終わりの様な顔をしている様に見えたそうです。
事実、星野さんはその時非常につらい心境にあり、心の中で、「これダメだ。つらい。斗真、助けて!」と思っていたそうです。
そんな星野さんが、「つらい、つらい」を連発する中でも、ふと「旅行に行きたい」とつぶやいたことを、生田さんは聞き逃さず、「2人きりの5泊6日ハワイ旅行を開催しよう」と提案し、実際に行ったのだそうです。

出典:プリ画像
ハワイ旅行の一番の思い出?
2人とも忙しいスケジュールの合間を縫って、旅行は開催されました。その時の心境を星野さんは述べています。
嬉しかったんです。大抵、『旅行行こう』ってなっても、行かないじゃん。なんか、友達同士でもさ、忙しいしさ。なかなかそういう機会がないからさ。(こういう旅行の)話って流されるのが普通だと思うんだけど、『ああ、行こうよ』って普通になってね
と、本気になってくれた生田さんの心意気に感謝している様です。
旅の終わりに、生田さんは「源ちゃん何が一番楽しかった?」と聞きました。
すると星野さんは「すごく恥ずかしいんだけど、最終日に斗真と2人でホテルの近くを散歩したこと。夜、2人で散歩したこと」とおっしゃったそうです。
それに対して生田さんは「きゅんとしました」と話したそうです。
ハワイのどんなアクティビティより、2人で散歩したことが楽しかったなんて、2人は本当に仲が良いのですね。
まとめ
親友である星野さんが元気がないことを見逃さず、旅行に誘ってしまう生田さんの熱い友情が、星野さんの辛かった時期を救ったのですね。
そうした友人のおかげで、星野さんもまた、素敵な音楽を作りづつけることが出来るのだと思います。
悩み、苦しみ、時に友人に助けられながら、制作された今回のアルバム「POP VIRUS」もきっと大ヒットすることでしょう。