【中村うさぎ】ゲイの夫と結婚20年?果たしてこれは偽装結婚か?

小説家・エッセイストの中村うさぎさんが、2019年9月に週刊女性PRIMEに投稿した文章が話題になっています。
「ゲイの夫と結婚20周年」という衝撃的なタイトルの文章でした。
中村さんと言えば、旦那さんだけでなくある大物ゲイ能人とも縁が深い人物として知られていますが…
ゲイの旦那さんがいたとは…
という訳で今回は…
- 中村うさぎの破天荒な芸能人生
- ゲイの夫との人間愛あふれる生活について
- 縁が深い大物ゲイ能人とは?
といったことについて、詳しく調べてみました。
目次
中村うさぎプロフィール

出典:So-netブログ
芸名:中村 うさぎ
本名:中村 典子(なかむら のりこ)
生年月日:1958年2月27日(61歳)
出身地:福岡県北九州市
最終学歴:同志社大学文学部英文学科卒
職業:小説家、随筆家
中村うさぎの破天荒すぎる芸能生活とは?!
今でこそ、中村さんと言えばテレビでもお見かけする名物コメンテーターのようになっていますが、初めは普通のOLだった様です。
大学卒業後、繊維会社の営業として勤務していましたが、1年半で退職。
その後はコピーライターやゲーム雑誌での連載で生計を立てていたそうです。
そのころのペンネームは「イボンヌ木村」。
その後、1991年からはライトノベル作家として活動を始めます。
中でも、「ゴクドー君漫遊記」で初めて人気を博しました。
その後も「ビンボー日記」や「ショッピングの女王」といったエッセイが話題になり、次第にテレビにも出演するようになります。
このころから中村さんは、エッセイの中でも言われているように、ホスト通いやブランド品の爆買いなど、自分の恥ずかしい部分をさらけ出すような芸風になりました。
2002年には、顔を12か所整形して話題になりました。
翌2003年には豊胸手術もし、その姿を週刊誌のグラビアで発表したりと…かなり破天荒な芸能活動をし始めます。
そしてこのころには、エッセイストと並行してデリヘル嬢や風俗店などでも勤務していました。
理由も何とも破天荒なものでした。
自分の女としての価値を確かめる為。
2008年からは、中村さんの独特のキャラクターが受けてか、東京MX「5時に夢中!」のレギュラーコメンテーターになっています。
同じくコメンテーターだった美保純さんとともに、HKB48(閉経Bフォーティーエイト)を結成したりと…かなり破天荒です。
しかし、そんな美保純さんとのトラブルが原因で、2015年には「5時に夢中!」を降板しています。
週刊誌の情報によると、美保さんにまさかの発言をしてしまったようです。
ポルノ女優のくせに!
その後はあまりテレビには出演していませんでした。
2013年に心肺停止するほどの大病を患い、難病と闘いながらの生活を送っている様です。
因みに中村さんは100万人に1人の難病である、「スティッフパーソン症候群」という病気だそうです。
その他にも、精神的な障害を抱えていて「自己愛性パーソナリティ障害」という診断まで下されています。

出典:CAMPFIRE
ゲイの夫と偽装結婚?!
そんな破天荒な中村さんが結婚したのは1997年のこと。
お相手はなんとゲイの香港人だそうです。
その頃のことを中村さんは赤裸々に週刊女性PRIMEに投稿したのです。
香港人の旦那さんとはまだ結婚しておらず、友人だった1997年。
当時旦那さんは留学生として日本に来ていた為、卒業したら香港に戻らなくてはなりませんでした。
旦那さんは日本での仕事を必死に探しましたが、就職活動はうまくいきませんでした。
そのことを、入国管理局の人に相談しに行った時のこと。
入国管理局の係員のあまりにも横柄な態度に、同行した中村さんは怒り心頭でした。
じゃあ、どうすれば日本にいられるのよ!
と入国管理局の係員に啖呵を切った中村さん。
思わぬ返答を得てしまいます。
日本の女性と結婚すれば良いんじゃない?
その答えを真に受けて、中村さんは親友のゲイの為に自分が結婚したのです。
そしてその結婚は当然、セックスレスでした。
そんな中村さん夫婦を当時の週刊誌は「偽装結婚だ!」と散々非難したそうです。
ちにみに下記添付の画像が、中村さんと旦那さんです。
確かに、少し普通の夫婦とは違うようですね。

出典:きらきらしたい!
これは偽装なのか?!
中村さんは現在の旦那さんと結婚する前に、一度離婚を結婚しています。
そのため、目的はどうあれ、もう一度結婚することに抵抗は無かった様です。
そして2人の間には夫婦とは思えないルールを作ったのでした。
私とあんたは恋愛もセックスもしない間柄だから、お互いに恋愛とセックスは外で自由にやる。
そして、外での恋愛やセックスは一切、家に持ち込まない。
恋愛は家の外で、というとんでもないルール。
しかし、親友としてとても強い絆で結ばれた2人。
マスコミに何と言われようと、中村さんは気にしなかったようです。
中村さんが大病を患い、車いすでの生活を余儀なくされてからも、とても良い関係を保てているのだそう。
旦那さんが献身的に中村さんを介護している様です。
中村さんは週刊女性PRIMEに次のように書いています。
「夫婦間にセックスがない」という理由で「あんなの本当の結婚じゃない」などと安易に決めつけたアホなマスコミにはひと言いっておきたい。
結婚とは、そして夫婦とは何ですか?
セックスしてれば本物の夫婦だと言うのなら、この世に大勢いるセックスレス夫婦はみんな「偽装結婚」なのか?
夫と私の間には恋愛もセックスもないが、親友時代に培った誰より強い信頼と絆がある。
セックスや性愛の無い夫婦ではありますが、普通より強い絆で結ばれた2人。
これが偽装結婚だなんて誰が責められるでしょうか?
もともとゲイがだ~い好き?!
たまたまゲイの旦那さんと結婚した中村さんでしたが、元々ゲイの友達が多く、大好きだったようです。
ある時、中村さんは自身のコラムで次のように言っています。
さて、今回は話題沸騰のオネェ祈祷師びびこさんに診てもらいましたよ!
私はそもそもゲイが大好きだから(夫もゲイだし)楽しみ~!
元々ゲイが大好きだった中村さん。
セックスレスだったとしても、共同生活を送る相手にゲイを選んだことは良かったのかもしれません。
そして、中村さんのゲイ好きは家庭の中だけでは納まらず、ある1人の大物ゲイをこの世に送り出すことになったのです….

出典:TRINITY
実はマツコ・デラックスの生みの親!?
マツコさんが当初務めていた雑誌「Badi」で連載中のコラムを、中村さんは読んでいたそうです。
その後、マツコさんは雑誌社を退職し、実家でひきこもり生活を送るようになります。
そんな、マツコさんの不遇の時代を救ったのが中村さんでした。
ひきこもりだったマツコさんと対談し、その対談の内容を自分のエッセイに掲載したのです。
そして、マツコさんに次のように言ったそうです。
あなたは文章を書くべき人間よ。
マツコさんに文才があったことは確かでしょう。
しかし、中村さんの存在なくして、今のマツコさんは無かったかもしれないのです。
そう考えると、中村さんはただ破天荒な人なわけでは無く、他人に良い影響を与えられる人だと思うのです…。

出典:新刊JP
まとめ
ゲイ好きが高じて不思議な結婚生活を送ることになった中村さん。
しかしその結果、普通の夫婦よりも強い絆で結ばれることが出来たのではないでしょうか?
この結婚が偽装だと、誰が責められるものでしょうか?